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Diary 20224月下旬


源流部を歩いて、7080のペアを見つけました。

掘り行動が頻繁で、まもなく産卵放精に至りました。その後埋め戻し。

ラッキーな観察でした。






Diary 20225


イトウの会ホームページのBBSに「道東の釣り人」さんが書き込みしてくださった131pの巨大イトウ(死骸)の画像を、許可を得て公開します。

過去20年の間に私が、肉眼、動画、静止画で見たイトウのなかで、これが最大です。

515日「道東の釣り人」さんは、地元の河川で友人と釣りをして、この怪物が死んでいたのを発見したそうです。体長131p、体重20s(推定)。

こんな巨大イトウが現代の道東の河川を泳いでいたことに深い感動をおぼえます。偉大な自然河川が、未来永劫に残ることを祈ります。 【会長】






Diary 2022月初旬

この冬は風雪が厳しく、まだ山には積雪がたっぷりあります。

43日車で走行中に、遠別中川線の咲花峠近くで道路を歩く若いヒグマを発見しました。早速カメラを構えましたが、羆の逃げ足の速いこと!あっという間に急な雪の斜面を駆けあがり、ヤブの中に隠れました。なんとか写っていたショットです。





Diary 202110

秋になりました。渇水は変わりませんが、水温が下がり、イトウの反応もぼつぼつ出はじめました。

上流の小さな渕で、短竿に古いリール、小さなバイブレーションルアーで挑んだところ、想定外の大魚がヒットしました。水柱を立てて、縦横無尽に暴れまくり、フックは伸びましたが、バタつきながらなんとかキャッチしました。体長93p、胴回り44p、体重9.0sの立派な♂でした。この夏の猛暑に耐えて生き抜いた大魚に会えて感無量でした。



Diary 20215

2021年イトウ釣りの開幕早々に、ホームリバーで良型が出ました。

1号は泥煙を巻き上げて下流へ走ったイトウで、遠投した13MDSの腹のフックにヒットしました。餌魚のシラウオをたらふく食ったらしく、腹はぱんぱんではち切れんばかりでした。80p・5.8s。

3号は足元でMM13にスレ(背びれ)で掛かったモンスターで、ドラグを鳴らして走り続け、取り込みまで5分以上かかりました。ロッドもラインもよく持ちこたえてくれました。97p・8.6s。






Diary 2020-11月下旬

晩秋の河川にて、会員が90オーバーをヒットしました。


秋の川に癒しを求めに行ってきました。強風追い風のコンディションで、個人的には使用頻度の低いビックなジョイントミノーに変えて数投目のヒットでした。最近は年に数回の釣行で、竿を振るだけで満足していましたが、これがあるからやめられません。初のメーターオーバーにはあと少しとどきませんでしたが僕には十分すぎる立派なイトウでした。




Diary 2020-11月上旬

2020年イトウ釣りのシーズンは終盤になりました。

記憶に残る魚たちの写真をまとめてみました。

8月下旬90p・6.4s 雨後の大物。

8月下旬83p・5.9s 1投目にヒット。

9月下旬90p・7.0s きれいな大物。

9月下旬92p・8.9s 雨中の大物。

10月下旬アメマス 80p・5.2s スレで来たので、メーターイトウと勘違い。

川の結氷までまだ時間はありますので、さらなるファイターとの遭遇を楽しみにしています。





Diary 20207中旬

ヒグマと遭遇

7月中旬になったばかりの早朝5時、私はいつもの川でイトウ釣りをしていました。

対岸のヤブをバキバキと歩く音がしたので、おそらくエゾシカがいるのだろうと無視していました。すると突然茶色の大きなヒグマの頭がヨシ原から出ました。さすがにびっくりしてロッドを置き、カメラに持ち替えました。川幅は2010メートル、深いけれども流れはゆるやかで、泳ぎの得意なヒグマなら5秒で渡ります。ヒグマが襲う気なら、私が逃げてもすぐ追いつかれます。腹を据えて見守ることにしました。

ヒグマはおそらくオスで、体毛は茶色ですが、後頭部から背中にかけて白毛の部分があります。対岸の沿岸を30メートルばかり行ったり来たりしてなにかを探しているようです。ヒグマは私を認識したようですが、特に緊張する様子はなく、むしろ知らん顔をしているようでした。一度川を渡ろうとするような動きをしましたが、ためらってやめました。川幅が一番狭いところでは、籔越しに立ち上がって私の顔を見ていました。しかしあまり興味がないようで、くるりと背なかをみせて、原野に消えました。出現から5分ほどたっていました。

宗谷に住んで31年、ヒグマに遭遇したのは2回目でした。1回目は車を運転中でしたので、原野での至近の接触は初めてでした。緊張しましたが、こんな得難い経験は無駄にできないので、観察と写真撮影に没頭しました。さすがに釣りは一時中止しました。午後になってからもう一度現場に来てみましたが、ヒグマの姿はなく、イトウも釣れませんでした。







2019-5-7

430日、私がイトウ産卵の指標にしている川のひとつを見に行った。

イトウの背びれがヒタヒタの浅瀬に90♂と70♀のペアがいた。オスの婚姻色の鮮やかなこと。

驚いたのは、小淵に100♀から50♂までじつに6匹のイトウがひしめき合って、しかもけんかもしないで定位していたことである。これから産卵床を掘るのか、もう産卵は終わったのか分からなかった。毎年産卵観察をしているが、こんな光景は初めて見た。





20188

ことしは夏イトウの季節がなかなかやって来なくて、やきもきしながら川に通っているうちに8月になりました。2週目になって、やっと70pが出て、ようやく来たなとおもっていたところでした。真昼間だというのに遡上したカラフトマスが激しくライズしています。平均50pはあろうかというウグイの群れが激しくルアーを襲います。そして、待望のイトウがドスンとヒットしました。重量感のある引き、独特の首振りを味わい、やっとランディングした魚は、97p・9sの大魚でした。




20174

2017年の宗谷では雪解けが早く春は足早にやってきました。冬場は静かだった里に、野鳥も魚もケモノもいっせいに集まってきました。

稚内大沼には越冬地から北上してきた千羽を超えるコハクチョウが羽根を休めていました。バードハウスの給餌のおじさんが、軽トラックにトウモロコシを積んで川辺に近づくと、沼に浮かんでいた鳥たちが争って餌に飛びつきました。

420日、ことしもA河川にイトウが遡上し、産卵をはじめました。掘り行動をつづけていた90♂と80♀のペアが、並んでカッと開口しました。産卵放精の瞬間です。受精が終わると、メスはすぐに埋め戻しに取り掛かりました。なかなか巡り合えない貴重な産卵シーンに立ち会うことができました。

422日、快晴のサロベツ原野では利尻山を背景にマガンやエゾシカの群れが躍動していました。

424日、B河川は水位が低く、水は非常に透明でした。80♂と90♀のペアが並んでいました。クマササを漕ぎ、岸辺をほふく前進して、やっと3メートルまで接近し、枯れ木の陰に隠れるようにして、撮影しました。



2016.7

ことしのイトウ釣りシーズンの前半が終わり、イトウの会夏の宴を開きました。

会長の105pイトウを祝う105cmのロールケーキで盛り上がりました。



2016,6月中旬

初夏の陽射しですが、気温は低く推移している宗谷圏です。 最低気温は8℃と、、、

大河のあちらこちらには、遠方からの釣り人が思い思いのポイントで、腰まで浸かりロッドを振っていました。

もう少ししたらウェブ内に、宗谷界隈のfoodsweets≠掲載していく予定です。

アウトドアや釣り、トレッキングの移動の合間に立ち寄れるポイントを載せていきたいと






5月下旬

5月下旬、ホームリバーにイトウが帰ってきました。大物が回遊していて、早朝の釣りは一刻の油断もできなくなりました。

イトウ98p・8.6sがバイブレーションにヒット。ずっとプラグを無視しつづけてきた1匹でした。






イトウ95p・8.5sがMM13にヒット。ボイルなく、いきなり食いつきました。


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2016.5

最近は、昨日は早春を感じていたと思えば、今日は初夏の陽気と目まぐるしい気候です。

河は、雪代がたっぷり広がっている流れや、残雪の影響が全く取れて透き通った枝川もあります。

すこしその情景を切り取ってきましたので貼っておきます。 2016 May

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大自然の中に佇むアトリエの彫刻。

やすらげる場所であり、その中で一番気に入っている作品です。

優美な木彫を眺めたあとは、ネルで淹れてもらえる珈琲がまた格別。

Place  atelier 3 more




2016.5

この雄姿を観られるだけ光栄に思います。

健全な個体でいるには、確実なリリースが重要ですね。

この方も、ホールド20分かけてリリースを成されたそうです。 

春の産卵活動に加わっていたかどうかは未知ですが、本流の最過流域での個体。

子孫が育まれていることを切に願います。

JHPA STAFF




2016.5

今期2回目のウォッチングです。

風がとても強く、山の木々に当たりゴーゴー≠ニ響いていました。

先日と同じ水系なのですが、中でも大きな支流のそのまた支流です。 その流れは、小高い山の間を流れており、ちょうど風が緩くなる形状になっており、撮影には好都合でした。

渕尻から背へと広がる透明な流れの、木の根が流れに浸かるシェードにうっすらと赤い個体を発見。

あたたかい春の陽を背に、河原でフリースを脱いで半袖で撮影に挑みます。

瀬の約30m下方から別のオスが登ってきたのを察知≠オたシェードに居たオスが急反転して瀬を下り蹴散らします。

若干大きさが勝る方のオスは同じ場所に戻り定位。 するとじりじりと先ほどのオスが近づいてきて、スゥーッとシェードにいるオスに突進! 格闘が始まりました。 大きな口を開き、横っ腹に噛みつき合います。 もの凄い光景を目前に、ファインダー越しに自分も喰らいつきます。 

自然の厳しさ、子孫を残すための死闘、それを垣間見れた瞬間でした。






2016.5.2

ことしもイトウが産卵遡上をはじめました。 前置きしておきますが、くれぐれも産卵期の産卵を目的とする上流部へ遡上しているイトウの釣りは自粛されたいです。 イトウの生息が枯渇しませんように、、、、、

何年ぶりになるか、久々のウォッチングでした。

会のメンバー(水戸部)が以前、はじめて訪れた河で、かなりの数の遡上を確認できた支流に案内され、、、 トレッキングブーツにある意味ジャケパンスタイルでのウォッチング。 時折、吹雪模様のなか、晴れ間を見つけてアタックしました。

数本の支流を当るも皆無、、、 最初の流れに戻り、我々が川沿いを遡行しはじめて10分。 「イタッイタッ!」70cmほどのオスを確認し、遡行、「イタッ!」 そしてまた遡行、、、「ワッ!ペア!ペア!」 こんな山奥で山菜採りの人がこんな奇声をひそひそなりにも聴いたら、間違いなくクマ≠ニ思うでしょう。

90cmはあろうペアの前で暫し観察。 近づいて至近3mでの撮影ができました。 

帰り道は3人とも感激と興奮と至福でイッパイ、パンブティック夢工房≠ナプレートにパンイッパイ、豊富の中華料理店来々軒≠ナおなかイッパイ、チーズ工房レティエ≠フジェラートでほっぺイッパイになり帰路につきました。

皆様、ゴールデンウィークで宗谷に来られるなら、この「JHPAグルメコース」がおすすめですよ! 脳がやられますので、運転には十分気をつけてください。

JHPA STAFF






2016.2.20

蠣崎君は遠征で、朱鞠内湖でのワカサギ釣りの報告です。

6時過ぎに現地で実釣開始。 1mの分厚い氷に穴を開け、1日で100匹ほどを釣り上げたとのこと。 アベレージは5cmほどで、同行者の斎藤君は倍は上げたとか。

水深7mから電動リールで抜きあげるのだそうです。 

蠣崎君のコメント、、、

朱鞠内湖のワカサギ釣りは初めてで、正直楽勝だと思っていましたが、アタリの小ささと道具の重要性(針の大きさ、おもりの重さ、電動リールなど)を実感しました。
結果、他の人たちの半分くらいの釣果で、なんの釣りをやっても奥が深いなあと思いました。(笑)
あとは雰囲気とかテントの中での会話や食事も楽しかったのでまた是非行きたいと思っています

 

 

 

 

 

 

 


2016.1.31

陽が高く長くなり、雪面の反射が眩しいくらいに感じますね。

会のメンバーの中には、ふだんイトウ釣りを楽しんでいる川の氷上で、チカ≠竍ワカサギ≠狙う者が何人かおりまして、各々から釣果報告がありました。

市内から車で10分のお手軽な釣り場で、半日でチカを500匹も吊上げた佐藤君。 曰く、仕掛けを入れた矢先から竿先がツンツン持ち上がる状況が続き、針から外すのが苛立つほどだったとか

思うに「バーブレスって無いの?」


2016.1

気温 氷点下8℃... 風速9m... 体感温度... キタキツネはこのような厳しい雪原で生きながらえていました... JHPAスタッフの中には、こんな自然に立ち向かい、写真を撮ったり、氷上でさかな釣りを目論んでいるものもいます...



2015.11.7

秋が深まった、、冬が目の前に近づいた、、どちらともとれる今日この頃。
晩秋の好天をついてメンバーふたりが大河の流れを満喫したようです。

フィールドコンディションは夜明けの気温マイナス5℃、静穏、快晴と、大自然を身に染みて感じられる羨ましい条件。
この季節としては水位は落ち着き、濁りもなく、フックに絡む落ち葉が気になる程度たったそうです。

ホットサンドにコーヒー、腹が鳴けばカップ麺と、外で食事を愉しむのもアウトドアフィッシングならではですね。
結氷まであとわずか、、、 皆様も良い釣りを、、、、、

JHPA STAFF





2015-10

いよいよイトウ釣り秋の陣の季節です。89月が河川の渇水で不本意な釣りを強いられましたが、10月になって水位も安定し、条件が整いました。

10月初旬、雨後の中流で思いがけない良型が来ました。バイブにヒットしたのは、92p・7.1kgの立派な秋イトウでした。

10月中旬、霧の立ち込めた下流で、重量感のある魚信が伝わり、MM1398p・8.9kgの大魚がヒットしました。






2015.5〜6月

雪解け増水の収束が早かった2015年は、5月半ばすぎから、本格的なイトウ釣りがはじまりました。高木会長撮影の大物イトウをご覧にいれます。

イトウの会の佐藤は、自作のミノーで大魚を掛け、自作のタモでキャッチしました。イトウは96p・10.0kgの大物でした。

肉離れリハビリ中の会長は定点釣りに熱中し、ヒットとともに写真撮影を開始し、98p・8.4kgのややスリムなイトウをネットインしました。

会長の釣友トラコさんは、1投目で巨大魚を掛け、105p・13.6kgのパワフルな1匹を釣り上げました。





2014.9.17

宗谷はもうすっかり秋の雰囲気です。
気温も朝晩は10℃を割りますし、とにかく風が冷たいのです。
天気も[晴れ]のち[雨]激しく[雷]であります。

この時期は局地的な雨が影響し、平常水位でも濁っていたり、急に水嵩が増したりと、思うように川を探れないことが多いです。

イタドリが色づきはじめ、木々の紅葉を眺めながら気持良くフィールドを体感できます。
しかし早朝の釣りには、フリースグローブがありがたい気温になります。

秋のシーズン到来です。。。






2014.6


2014.5

春の明るいお話です。

先月、雪代増水を懸命に上る様を眼に焼き付けた我々。

それぞれ遡上期自粛期間を経ての釣行です。

画像 1

ひとつの河、50m区間、変わらないアクション、、、

こんなに石のようになる人も珍しい、、

それでも着実に成果を上げるのです、、、

この素晴らしい個体をいつまでも観ていたいですね・・・・・

画像 140510s

なんとも綺麗な若々しい魚体。

近い過去の再生産の証ですね。

彼は自分で作ったミノーで魚を掛け、自分で拵えたネットにランディングした。

その至福は本人にしか味わえないでしょう・・・



 

2014.4下旬〜 春 〜

宗谷圏に春を感じる風が吹き始めました・・・

JHPAとしても春は待ちわびた季節です。 5ヵ月もの間雪に閉ざされていた大地に、ようやく植物たちの息吹が感じられるようになりました。

4月下旬。メンバーでカメラ片手に羆の棲む森に分け入りました。

イトウの棲む河の、大きな支流のそのまた支流の枝沢。

前日までの気温上昇のせいか、こんな源流部でも濁りがきつく、撮影には厳しい状況。

ですが彼らは懸命に遡上していました。 その雄姿を我々に魅せてくれました。 

その姿を眼にしっかりと焼きつけて下山。 帰路の林道では皆無口にその光景を思い浮かべているようでした、、、?(朝2時起きで疲れてたのかなぁ)

山間にはヤチブキ、アイヌネギ、ミズバショウと、自然の恵みが輝き、出会った動物たちは、エゾシカ、キタキツネ、シマリス、アカゲラ、シジュウカラ、オーストラリアからやってくるオオジシギは頻繁に急降下で求愛飛行をしていました。

河は雪代を湛えて滔々と流れております。 

今は産卵遡上に全てを懸けているイトウを守る雪解け増水。 今はこの時を見守ります。 

〜グルメ紹介〜 

今回のトレックの後に立ち寄った豊富の来々軒≠ウん、美味しい料理をありがとうございました。 また、お土産買いに立ち寄った夢工房≠ウんのパンは、帰りを待つ(パンをかな?)子供たちにとても人気があります。 同店でも扱っている最近発売の『サロベツ牛乳アイス』は、甘さ控えめで軽いのにしっかりとしたミルクの味が魅力でした。 レティエ≠ウんの『オーガニックコーヒー』はキリッとしたコクの深みが格別でした。

(いずれのお店も豊富町市街)

ということで、半分グルメツアーとなってしまいましたが、たまにはこんなトレックも良いですよねぇ。。。



20142月17日

冬期間はあまり晴れることが少ない宗谷でありますが、晴れた日には遠くの山に風力発電の施設を見ることができます。


20141月9日

2014 NEW YEAR

昨年の今頃よりも雪は少ない宗谷であります。
しかしながら、山間部では変わりない光景で、深々と雪が降り積もり、この日の朝も路面には20センチを超える積雪に、走らせる車のウィンドウを視界不良にさせられ、、。

夜明け前に天塩山系北の峠目指し、道の除雪車をかわし、深雪の道路を切り開くように進みました。
前夜の予報では、宗谷での初日の出を観られる確率は低いとのことでしたが、峠上からは地平線上にうっすらと太陽の赤みが空と大地を染めておりました。

皆様、今年もどうぞよろしくお願いいたします。

JHPA
 STAFF  KAWAMURA





201311月7日

河へ出かけました。

いつもの秋の流れでした。

あまりの自然の美しさに、ロッドよりカメラを握っている時間が長くなるんです・・・


見上げると未だ紅葉が残っていました、、、





今回は、後世に私自身の釣りを引き継ぐと認めた二人を引き連れての釣旅。

未だゝキャスティングの制度が覚束ない長岡君と、イトウに熱い思い入れのある蛎崎君。

二人とも若いのですが、フィールドでの真剣さが私を信じさせました。

温めていたポイントに足で稼がせる。

大地を踏み、水に濡れ、風を感じ、流れを読ませる。

滔々とした重い流れは、アプローチが難しい。



しかし、私の心配を余所に、若さで1本を引き出した、、、

いや、2つの大きな淵から、それぞれ・・・

若いイトウも元気に流れへ戻っていきました。

リリースもしっかりと4度の水に手を浸け、元気になるまで見守っていました。

云うことないな、、

二人とも 今度は二人で行けるよなっ!

STAFF 川村




20139月11日

トップページの河のある風景≠烽オばらく春のままでしたが、ようやく今の流れの風景に貼り替えました。
スタッフ、メンバー一同其々に家庭あり、仕事あり、プライベートありで、思うようにフィールドへ出かけられないのであります、、、。
しかし、通りすがりの道中に、一たび橋の上からお気に入りの流れを眺めるとホゥッとします。 トップフォトは今(9月)の初秋の流れで、この上ない水の色を醸し出しています。 この流れのなかだけでも4つの小場所が垣間見れます。
時間のない時にはここだけでもと右岸からアプローチしてスプーンを投げ込んだものです。 バックキャストは禁物であり、スパイラルキャストにレフトハンドリーリングでノースラッグ必須な、テクニカルポイントが多きとても楽しい流れです・・・・・。

夏の終わりを惜しむがごとく、積乱雲が重くゆっくりと流れて行きます。
目に映った光景をちょっと大袈裟にエディット加えて表現しました。 3番草の向こう遠くに観えるのは幌尻山。 あの山の麓から前文の流れがはじまります。 

黄金に輝く日本海に浮かぶシルエットは礼文島です。 利尻島がアイヌ語のリィシリ≒高い山が、礼文島はレプンシリ≒海の沖の島。 ここ宗谷と同じ周氷河地形で、氷河期に大地が凍結と融解を繰り返し形成されたとされる。 以前、ウィンドファーム宗谷の風車から展望したときにこの地形を眼下に眺めたときは、谷間が毛細血管のように映りました。 これは車でも眺めることができ、稚内から国道238号線を北へ進み、清浜地区から道道889号線に入り、宗谷岬へ通ずるルートの途中で57基の風車群と共に観賞できます。

河は秋の気難しいシーズンに移行します。 魅力的なコンディションのイトウは、冷たい北風が切りつけ肌の感覚がなくなる晩秋にあらわれます。 






20135月25日

宗谷の川の最下流部。今春も健全な魚体を魅せてくれました。
本人曰く、画像に見えるネットは、昨冬にせっせと拵えた手造りだそうです。
削り、編込み、着色まで初めてとは云え、なかなかの出来だとか。
ネットに収まっている様もやさしさを覚えます。
何時もこのような写真撮りを心がけたいですね。
そして大切にリリースで。




20135月   

ことしもイトウ遡上産卵の季節がめぐってきました。黄金週間はあきれるほど天気に恵まれなかったのですが、イトウは例年どおり源流部に昇って、産卵行動をしました。

56日やっと青空が顔をだし、ジンクリアな牧草地わきの川で、80オスと70メスのペアがセッセと掘り行動をやっていました。風が水面を揺らしましたが、ササの陰からなんとか撮影ができました。

大河の河畔林には驚くほどのカワウがコロニーを作ってにぎやかです。牧草地には夏毛のウサギが物すごい速度で走っています。





2012.11.上旬

宗谷の西、日本海に聳える単独峰利尻岳≠フ中腹まで雪に覆われています。

今朝は放射冷却の影響もあって、キリッと4度まで冷え込み快晴でした。

風も静穏と云えるほどで、こんな秋なら毎日でも良いなぁと思ってしまうほどでした。

サケ釣りの好きなメンバーの一人が今年は好成果で、新鮮な旬の一尾を届けてくれました。

自分は専らイトウを釣る愉しみだけな人間なので、食べられる魚を釣る釣りはしませんが、

妻が食卓に並べた釣れたての秋サケ料理は格別なものでした。

魚屋で並べられているサケとはまた別格で、感謝しつつ味わいながら味覚を愉しみました。

塩焼き、ムニエル、サケ寿司も良いですが、、煮つけがお気に入りです。

announce

JHPAメンバーの写真展は開催に向けてスタッフで協議調整中です。

催が確定しましたらウェブトップでお知らせいたします。





2012.10中旬

会員の、O氏による水中写真です。

氏は、いつも同じ川の同じ場所でしか釣りをしない釣り師です。





2012.6下旬

2週連続で聖域に行ってきました。

自分なりにまずまずの釣果でした。

2週連続で悲しい光景を見てしまったので、写真と共に報告したいと思います。

1週目に目撃した写真は65cm程度のイトウの死骸です。

なぜ死んだのかは分かりませんが、釣人が多い場所でもあるので不適切なリリースによるものと推測が出来ます。

イトウがヒットしたら出来るだけ早く取り込み、水から上げることなく、まして乾いたところに置くことなく、すばやく写真撮影等を済ましリリースしましょう。

リリースするときに、魚が弱っているときには、手の中から魚が自ら泳ぎ出すまで、出来る限り濁りのない水の流れのあるところで、静かに頭尾方向に前後し、呼吸を手助けして、何十分でも待ちましょう。

次の悲しい写真は、2週目に目撃したゴミです。

明らかにイトウ釣りの人しか入ってこないところです。(イトウが好きな人は分かる場所だと思います。)

この場所は昨年熊が出没(今年は情報は入っていない)していた場所です。

あえて一言だけ言わせて頂くなら、このような人は釣りをやめて下さい。

1週目にはこの近辺でキャンプをしている方がいましたが、熊地帯でありますのでくれぐれも気をつけて下さい。

不快な画像ばかりですので、最後は同行した会員のラスト(神業でした)のキャスティングで出た68cmです。

そろそろ春の陣は終了しますが、他の魚の釣行も含めて、事故等のないように楽しんで下さい。







2012.6.10 STAFF

長い長い冬から大地が目覚め、遅い新緑の春を迎えました。

気温は落ち着かず、ここ数日は最高気温が10℃に届かない日が続きました。

2011-2012の冬期の降雪は凄まじいものがありましたが、今となっては跡形もなくなってしまいました。一方で標高1721mを誇る単独峰の利尻岳には遠目に未だ残雪が伺えます。 

海のアメマス、川のイトウ。 スタッフが大きい個体では102cm他、産卵に参加しているであろう元気な個体を確認しリリースしております。

イトウの会BBSを訪問される方の中には、メーターを基準にした表現がありますが、折角の貴重な報告ですから、書き残されるのであれば、是非とも正確な大きさを数値で表してほしいと思います。

大物ばかりに固執せず、小さな個体の棲息確認も川の健全さを知る上で大切なことだと思います。 

これらは決して無駄ではなく、生息数把握など、後世への何らかの重要なデータとなることでしょう。







2012.5.30

牧草地は一面青々とした牧草が揺れておりました。

タンポポいっぱいの草地もあり、観ている方は綺麗さに思わずシャッターを切りましたが、草を食む当の乳牛はタンポポを好むのでしょうかね。 口の周りが黄色くなりそうですね、、、




2012.4.28  STAFF

イトウの遡上観察に向かいました。 遠くエタンパック山を望みながら、波打ちながら凍っている雪上を歩くこと40分。 山中には未だに残雪が厚く、春の訪れがようやくやってきた感じでした。 フキノトウが雪解け水から顔を出したところで、ミズバショウの群落も雪の下でした。

近隣の比較的流程の短い別の水系では、今年も元気な雄姿を見ることができました。 夢でも観せられているような逞しく素晴らしい個体も確認できました、、、。





2012.2

ゲストのチライアパッポさんが、フィッシュカービングの画像を送ってくれました。

ヤマメを横くわえしたイトウのみごとな出来栄えをご覧ください。

来年はメーターオーバーの木彫はいかがでしょうか。






2012.1

Sea of Okhotsk
1年を振り返るも、年を越せばすぐに今年は、とか、今年こそは、という抱負に変わっている。
毎年この繰り返しなのだが、2012年はどんなドラマが待ち構えているのだろう・・・
寒風吹きすさぶオホーツクの海岸に立ち、そんなことを思いながら陽が昇るのを待つ。
寒さとやませ≠フせいで、水平線を睨む瞳から自然と涙が迸る。 

ファインダー機を覗く自分にとって、痛い欠点でもある。

カメラグローブをつけていてもレリーズコントローラーを握っているのが辛いくらい悴む。
辺りは雪原と波に洗われる砂浜の白黒の区別がつく程度の明るさで三脚を広げ、カメラを雲台にセットする。

おおよそのフォーカシングを決め、打ち寄せる波の大きさ、カタチを眺め、構図を描く。
自分は朝陽を撮るのが好きなのだけれど、いつもは陽が眼に映った時点で撮影をやめる。
なぜならいつもの撮影は、夜明け直前の空が青紫色から、陽が昇る直前の雲を赤く染める瞬間までが好きだからである。
しかしこの日ばかりは陽が昇るのを待ち望む年に1度の特別な時。
前日の晴天と相反して、夜明け前は油絵で描かれたような厚い雲に塗りかためられていた。
今年は撮れないのかと半ば諦めかけていたとき、水平線の彼方にわずかな空間が現れ、タイミング良く陽昇が始まった。
眼前に打ち寄せる波に合わせてレリーズを切る。 きっと数分で水平線上空の厚い雲に呑まれることもわかる。
それはあっという間の出来事。 たった15カット/2分半のドラマのような貴重な時間でした。
今年も我々の会を支えてくださる皆様が、どうか良い年でありますようにと願って・・・・・




2011.11月下旬
雪が降り積もったかと思えば雨が降り、、、
本格的な冬はもう少し後なのかなぁ、、、
川は良い感じの流れを魅せていて、ロッドを仕舞いラインを抜いたことを悔やませられる(苦笑)
この休みにも何人かのスタッフやメンバーが川に立ちイトウを狙ったようなのだが、
釣果はBBSに掲げられたとおりのようです。
この時期の中上流域には賑わいはなく泣くことが多いのだが、好ポイントには居付きがいて時折楽しませてくれます。
以前から不思議に思うのは、その居付きはそのポイントで冬を越すのかどうかということ。
もしそうだとしたら、その深みで春を待ち、解氷雪代増水の激流を耐え抜いているのか・・・
冬期のベイト捕食はどうしているのか・・・
なんてイトウの気持ちになったように思うことがあります、、、
宗谷はそろそろオフに入ります。
長い長い6ヵ月の冬ごもりのはじまりです。。。





2011. 11月上旬

河を流れる落ち葉も煩わしさを感じなくなってきて、河岸の木々を見上げると、寒々とした曇り空が透けてみえるようになりました。
流程の中ほどでロッドを振っていると、川面を泳ぎ漂い落ちてくる鮭があり、複雑な想いに耽ながら黙々とキャストを繰り返す。
疑似餌、糸、風、雲… 何もかもが静穏に流れるだけで、一向に魚信だけが伝わってこない。

トップページの画像は道北圏の大地・宗谷本線を駆け抜けるJRスーパー宗谷の車窓からの風景です。
並走する国道40号線からとは違った風景や川の流れが観られます。
これが札幌まで5時間の列車の長旅を少しでも癒す時間。
車窓からの眺めで自分が和むのは、サロベツ原野、天塩平野、音威子府までの大河との並走区間です。
それ以外はもっぱら本を読み、オーパを読み、フィッシュオンを読む。
出向いた先で、久しい釣り友人とひとときの時間を過ごし近況を伝え合う。
「昨日、汽車の窓越しにあの淵を眼下に眺めてきたのだけれど、どうも濁りが酷くて釣りにならないようで安心した、、、おかげで本がゆっくり読めたよ(苦笑)
彼とはまた一年後にここで会う約束をしてわかれた。
もう齷齪と魚を求めないいま、離れた地でイトウ談義をするのも心地良いひとときである。





2011. 10月上旬

当院の裏山は紅葉の見頃を迎えております。
樹の少ない稚内の山にも幾分かの木々が自生しており、見事なまでとはならないものの、
我々職員や患者様に束の間の癒し≠与えてくれています。
この綺麗な葉も、稚内特有の風≠ノ飛ばされると一気に冬がやってくることでしょう、、、





2011. 10月上旬

秋の長雨ですっかり増水し、濁った中河川上流の渕で、突然巨大魚がヒットしました。

いきなり猛烈なダッシュで引き出されたラインを、竿ごと握りしめて持ちこたえました。砂浜にズリ上げたイトウは、体長100p・胴周47p・体重9.7kgの堂々たる魚で、私にとっては2004年以来2匹目のメーター魚でした。

断続的な雨つづきで、どこも釣りにならないかと案じていた週末が、一転して最高の週末となりました。





2011. 9月21日

秋分の日を目前に、デスクで設計に追われながら一息つこうと窓から外を眺めると、、
空と街が薄紅色に染まる光景に暫し癒されました・・・・
窓を開けると空気もひんやりと肌寒く感じます。
頭の中をリフレッシュして頑張るぞぉ!!




2011. 9

昨夜の中秋の名月≠ヘ素晴らしいものでした。
娘のクラブの迎えに少し早目に出て、暫し車の窓を開けて肌寒さを感じながら眺めていました。
ずっと見つめているのが辛いくらい、眩しい美しい満月でした。
流れ漂う雲も良い演出をしていました。





2011. 6月下旬


JHPA立ち上げに参画され、経費管理を担ってこられた大村氏。

遥か以前に72cmのイトウに満足しながらも、毎年春になるといつも同じ場所に現れ、数多くのフックアウト、ラインブレイクに泣かされ、魚にやさしい釣り人と称されておられました氏が、ついに夢を現実にしました。

多くの釣り人が望む1メートルを超すイトウを手中にしたと電話が鳴った時、自分は遠く離れた大河の真ん中で増水に悩まされつつ流れに立っていました。 前日転勤辞令が出た方との最初で最後ともわからない釣行最中での入電に、しばらく鳴動が続いた後におもむろにウェーダーから携帯を取り出した。

「目の前に102cmが横たわっています。 二度スケール当てたんだが二度とも100cmを超えているのです!」と。

本当ならば、自宅からウェーダーと一眼レフを抱えて撮影に行ってあげたいところでしたが、1時間以上も離れた川に、それも最初で最後となるような方との釣行では出向くことも考えられず、氏に朝まで近くにいたという釣友に連絡して来てもらって記念の一枚を是非撮ってもらったらいいのではとアドバイス。 その後、間もなくして撮影してもらいリリースをしたそうです。

驚くことに、氏は今年の春季に73cm,88cm,98cm,と自己レコードを更新した末のメーターオーバーだったそうで、その後にも90cmを追加し、10年分の至福を味わったようです。 もうひとつ驚いたのは、使っていたルアーが一様だったこと。 そんなルアーは記念にとっておくのが良いでしょう。 自分は過去に上げた90cmクラス以上のイトウが銜えたルアーは全てフックもそのままに仕舞ってあります。 いつかの思い出話のために、、、。





2011. 6月初旬


6月、イトウ釣り黄金の月の初日、早起きして川にでかけた。5月下旬には大賑わいだった川になぜか釣り人がいない。

足元でボイルしたイトウを、
9pのミノーで掛けた。浅場からものすごいパワーで川幅の8割も走ったが、じっくりと10分かけて引き寄せた。

泥浜にズリ上げたイトウは、
97p・8.8kgの大物だった。





2011. 5月下旬

28日17時頃、この日2本目となるイトウを釣り上げた後、なにげなく河原をみると人とは違う足跡を発見!!

いつもの場所で、いつものように無警戒で釣りをしていただけにビックリしてしまい、そそくさと退散しました。

これからはいつもの場所でも、熊スプレー持参で背後を気にしながらでないと危険かもしれませんね・・・

皆様も熊のテリトリーの中で釣りをさせて頂いているという気持ちを常に持ち、気をつけて事故の無いようにして下さい。






2011. 5月初旬

黄金週間の天気は荒れ模様でしたが、ことしもイトウは産卵に遡上してきました。

メスを待つ真っ赤なオス、ペアの掘り行動、群泳する巨大イトウなど観察をすすめました。

おまけは、残雪にくっきり刻まれた幅21pもあるヒグマの足跡。まだ真新しく、肝を冷やしました。





2011.4下旬

早春の川辺の風景です









2011.3下旬

今年初釣果です。58cm・49cmのアメマスです。







2011.3下旬

春を待つ川の風景です。アメマス釣りも始まりシーズンは目の前です。




2011.1下旬

宗谷湾沿岸にけあらし≠ェ観られ、ラ・ペルーズ海峡(宗谷海峡)の沖、
遠く北に観えるアニワ湾南部に突き出たクリリオン岬周辺がはっきりと浮かんでいました。
クリリオン岬と宗谷岬とは42kmの距離。
異国が目の前に見えるという境遇にあり、治安が良くなったら一度は渡ってみたいと思っています。
鱒族の宝庫でもあるそうですから・・・。